2010年1月20日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 太古と三皇・二つの法則性 <歴史の進化進展説> 歴史を進化発展するものとみる<歴史の進化発展説>。 最初の天皇・地皇・人皇には見られないが、それ以下の有巣氏=樹上生活、燧人氏=火の使用、伏義氏=文字・礼制・狩猟・調理、神農氏=農耕・交易・祭祀、黄帝=武力統一・暦数・ […]
2010年1月13日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 太古と三皇・二つの法則性 <五徳終始説> その二 当初は、木は土に勝ち、金は木に勝ち、火は金に勝つと相互に勝って循環する「五行相勝説」(五行相克説①ともいう)が唱えられたが、漢代以降は木から火を生じ、火から土を生じ、土から金を生じる関係で循環するとみる「五行相生説②」が […]
2010年1月11日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 太古と三皇・二つの法則性 <五徳終始説> その一 王朝ごとに木、火、土、金、水の五徳の一つをそなえて循環していると見る<五徳終始説>。 太古の天皇の木徳から、地皇の火徳、人皇の土徳、(次いで明記されていないが、有巣氏の金徳、燧人(すいじん)氏の水徳を経て)ふたたび伏義氏 […]
2010年1月8日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 第二節 <三皇3・黄帝軒轅(こうていけんえん)氏> その三 (黄帝は)ある時、(政治に疲れはてて)昼寝し、夢のなかで(無為にして治まるという)華胥(かしょ)の国①に遊んだ。その楽しさに喜ぶとともに(為政面で)得心することがあった。(それゆえ)その後、天下はよく治まって、まるで華胥 […]
2010年1月6日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 第二節 <三皇3・黄帝軒轅(こうていけんえん)氏> その二 師(やくにん)の大撓(たいとうという者が)が、北斗七星の柄の方向を測って十干十二支を作った。容成(という者)が暦法を制定し、隷首(という者)が計算法を作った。 (さらに)伶倫(という者)が、嶰国(かいこく)の地の竹を切っ […]
2010年1月3日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 第二節 <三皇3・黄帝軒轅(こうていけんえん)氏> その一 黄帝、公孫(こうそん)が姓であった。また、姫(き)が姓であったともいう。名を軒轅(けんえん)といい、有熊(ゆうゆう)国の君主、少典の子であった。母親が、大きな電光が北斗の(第一星である)天枢星を取り囲む(ように走る)のを […]
2009年12月23日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 第二節 <三皇2・炎帝神農氏(えんていしんのうし)> 炎帝神農氏は、姜(きょう)が姓である。人間(と同様)の身体であったが、牛のような(怪異な)顔をしていた。風姓を継いで(王位に)立った。火徳の王であった。 木を切って鋤(すき)をつくり、木を曲げて鋤の柄として、はじめて(民 […]
2009年12月18日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 第二節 <三皇(1)・太昊伏羲(たいこうふくぎ)> その二 庖犠氏が崩御すると女媧(じょか)氏が立った。また、風を姓とし、木徳の王であった。はじめて笙(しょうという楽器)を作った。 (当時)諸侯のひとり共工氏が、祝融と戦い、勝てなくて怒り狂い、頭が(天柱のある)不週山に接触した […]
2009年12月15日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 第二節 <三皇(1)・太昊伏羲(たいこうふくぎ)> その一 太昊伏羲氏は、風が姓であり、燧人(すいじん)氏に代わって王となった。蛇の(ような)下半身と人間(と同様)の顔だちをしていた。 はじめて八卦①を画し、(また)文字を創造し、(それまでの)縄目を結ぶ(記録の)仕方を変えた。 […]
2009年12月12日 / 最終更新日時 : 2012年9月19日 youko-hime 十八史略 第一節 <太古> (最古の)天皇氏は、木徳①をもって王となった。歳星が摂提格に位置した年以来(君臨し)、政治らしい政治もせずに(人民を)教化し(てよく治まっ)た。兄弟十二人、それぞれ一万八千年続いた。 (次の)地皇氏は、火徳②をもって […]