３２、弓歩直刺＜指南針＞：　南北を示す磁石の針が、真っ直ぐに南の方向を示す。 要点：弓歩は歩型で、南に向いていた虚歩の左足をいったん右足側に引き寄せ、再び南方向へ踵から出し、左弓歩になる。　直刺は剣法で、右掌心を下にした […]

31、旋転平抹＜風掃梅花＞：　寒を凌いで咲いた梅の花を、冷たい風が一瞬に散り払うようす。 要点；旋転は身法で、西南に向いていた身体を360度回転させて、左足を虚歩に変えたとき身体は南を向く。　平抹は剣法で、内を向いていた […]

30、丁歩回抽＜懐中抱月＞：　懐に月を抱きかかえているような姿。 要点：丁歩は歩型で、腰を緩め膝を少し曲げた左軸足の内側へ、右足を引き寄せ、つま先を着ける。　回抽は剣法で、西に平刺していた剣先を、右手外旋し上に上げ、胸前 […]

29、進歩平刺＜黄蜂入洞＞：　大きな岩や崖、大木などに巣を作る蜂が、巣穴に入っていく様子。 要点：進歩は歩法で、左足を右足に引き寄せ膝を挙げ、その足を踵から西に出し、次に右足を踵から西に出し、右弓歩にする。　平刺は剣法で […]

28、撤歩反撃＜大鵬展翅＞：　中国の神話や伝説上の巨大な鳥。その鳥が翼を広げる勇壮な姿の様子。 要点：撤歩は歩法で、虚歩にしていた右足つま先を、右後方（東北）につける動き。定式の歩型は側弓歩。　反撃は剣法で、立剣にし切り […]

27、虚歩掄劈＜右車輪剣＞：　自転車のように前後のある二輪ではなく、ものを載せたり運んだりする左右にある二輪車の右車輪が一回転する様子。 要点：虚歩は歩型で、左足を一歩前に着地後、身体の動きと一緒に右足を前に虚歩する。踏 […]

２６、弓歩挂劈＜左車輪剣＞：　自転車のように前後のある二輪ではなく、ものを載せたり運んだりする左右にある二輪車の左車輪が一回転する様子。 要点：弓歩は歩型で、上げていた左足を床に着け、右足を西に弓歩する。　挂劈は剣法で、 […]

２５、独立平托＜挑簾勢＞：　垂れ下がっているスダレやノレン等のようなものを持ち上げる動作。 ＊挑簾勢は店先に垂れているノレンを手繰(たく）り上げる様子ともいえます（豊島）。 要点：独立は歩型で、南に虚歩していた右足を左足 […]

２４、虚歩点剣＜天馬行空＞：　成語に、＜天馬が空（くう）を行く。自由奔放であるさま＞とある。 要点：虚歩は歩型で、左足は右足傍に寄せながら南へ一歩だし、右足は南に向け脚前尖を地に着ける。　点剣は剣法で、西から北30度方向 […]

２３、反身回劈＜流星赶月＞：　月に向かって、素早く追いかけるようにきらめく流星の様子。 要点、反身は身法で、左弓歩の状態で東に向いて身体を、西から北より30度方向へ右弓歩に転身する。　回劈は剣法で、東に反刺していた剣を、 […]