呉越興亡 その13 <伍子胥の剣>

 呉王夫差(ふさ)は、何故、馬の皮で作った袋に伍子胥(ごししょ)の屍を入れ、揚子江に投げ捨てたのでしょうか? 夫差は、伍子胥(ごししょ)の遺言を聞いて激怒し、二度と人間として生まれ変われないように呪いを掛けたのです。

 「呉人之を憐れみ、祠を江上に立て、名づけて胥山(しょざん)と曰う」。 呉の人々は、伍子胥を哀れみ、長江のほとりの山に祠を建てて、その場所を胥山(しょざん)と言いました。

 伍子胥が死んだ後、伍子胥の剣が川に浮かんで、この剣を取った人は、必ず病気になり、剣を放棄すると、たちまち病気は直ったという。「中国古今兵器図」

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