第二節 <三皇3・黄帝軒轅(こうていけんえん)氏> その二
師(やくにん)の大撓(たいとうという者が)が、北斗七星の柄の方向を測って十干十二支を作った。容成(という者)が暦法を制定し、隷首(という者)が計算法を作った。 (さらに)伶倫(という者)が、嶰国(かいこく)の地の竹を切って、十二音階の笛を製作し、それをもとに鳳凰の鳴き声を聴き取った。(その結果)雄の鳴き声に六音階あり、雌の鳴き声に六音階があった。 (ここからさらに、あらゆる音階の基準である)黄鐘の「宮」①の音階をもとにして六律(という陽の音階)と六呂(という陰の音階)とを定め、それにより(一年十二月の)気候の変化に対応させてその測侯に役立て、十二種の鐘を鋳造して(宮、商、角、徴、羽の)五音の調和をはかった。 『十八史略 (現代語訳と解説) 竹内弘行』
① 黄鐘の「宮」・・・黄鐘は六律の第一音。「宮」は五音の第一音。ともに音階の基準とされた。

如同磁铁吸引四周的铁粉,热情也能吸引周围的人,改变周围的情况。
黄帝は政権を統一し文字を作った文化の創始者、取り巻きに素晴らしい人たちが居たんでしょうね。