太古と三皇・二つの法則性 <歴史の進化進展説> 

 歴史を進化発展するものとみる<歴史の進化発展説>。 最初の天皇・地皇・人皇には見られないが、それ以下の有巣氏=樹上生活、燧人氏=火の使用、伏義氏=文字・礼制・狩猟・調理、神農氏=農耕・交易・祭祀、黄帝=武力統一・暦数・音楽と順次文化文明の諸形態が完備してきたとあり、いわば歴史の進化発展という方向で記述されている。 

 歴史が展開するうえでの二つの法則性。五徳終始は循環史観。進化発展する発展史観。両者を合わせた「螺旋状発展史観」を神話の<太古>と<三皇>から見られる。 『十八史略 (現代語訳と解説) 竹内弘行』

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