三十二式太極剣 伝統名称<三環套月>
起勢<三環套月>: 月にかかる三重の暈(かさ)。
名称は右手の動作を意味しますので、右手の動きを説明します。
1、左脚開立:
2、両臂前挙:剣を持った左手と右手の甲を、前上胸の高さに上げる。手心下。
3、転体擺臂:腰を右に回し、右手を回転しながら腹前に引き寄せ、肩の高さに上げる。右手心は上。
4、弓歩前指:右手は肘を曲げ顔のそばを通り剣指の指先を前へ伸ばす。手心斜め下。
5、坐盤展臂:右手をゆるめながら手心を上にし、その後右腰のそばをとおり、左手と同じ高さまで上げる。手心は上。
6、弓歩接剣:右手を頭の右上に上げ、下ろしながら左手の剣把へつける。手心左。
