三十二式太極剣 伝統名称<指南針>

32、弓歩直刺<指南針>: 南北を示す磁石の針が、真っ直ぐに南の方向を示す。

要点:弓歩は歩型で、南に向いていた虚歩の左足をいったん右足側に引き寄せ、再び南方向へ踵から出し、左弓歩になる。 直刺は剣法で、右掌心を下にした平剣を、回転させながら腰の側を通って寄せ立剣にし、南方向へ真っ直ぐに刺す。

*指南針は、自分の所定位置に戻る意味もあり、起勢から始まった場所に戻り、収勢の動作に繋がる意味も含めているかと思います(豊島)。

*収勢は、式の数に入っておりませんが、重心を引き戻しながら剣を左手に持ち替え、開立歩から、併歩に戻して終了します。

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