揚げ足をとる(あげあしをとる)

 相手の言いそこないや言葉じりをとらえて、非難したり皮肉を言ったりすること。 

 もとの意味は言葉どおり、相手のあげた足をつかんで倒すことで、相撲や柔道の技であり、その元は、馬を地面に倒そうとする時、じっと静止させる時などに、馬の前足を持ち上げること。

 人間どおしとあれば、すこぶる効果的な技。 宙に浮いた足、<揚げ足>は非情に弱いところを仕掛けることになる。

 太極拳の動作にある<提収>。同じような意味かもしれない。

 

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