大倭寇首領「王直」の編はお休み。

16世紀の大倭寇(大海賊)の首領は王直という。任侠的で、知略的。人に惜しみなく施し、人望も厚い。不法の密貿易だが、商業取引は適切で、制裁する力や、調停する力、学問や計数にも強い。日本語を話し日本の平戸に豪奢な邸宅を構え、王者のようだったという。

倭寇対策として『紀効新書』を書いた武将・戚継光。太極拳にも日本にもその書は影響を与えている。倭寇を破った中国の武将・戚継光の出身地の山東省に出かけ、博物館に貯蔵されている『紀効新書』を見て興奮した。

これに対する大海賊首領・王直。最後は捕まって刑死。だまし討ちにされたともいわれている。王直にも何だか魅力を感じて、今も屋敷跡が残っているという長崎県の平戸へ行き、王直の事を書きたいと思っていたが、なかなか実行できずにいて筆が進まない。

平戸に行くまでこの章は勝手に終えます。王直に対する面白いお話があったら教えて下さい。

 

 

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