１１、転身斜帯＜風巻荷葉＞：　荷葉（ハスの葉）を巻くような風の様子。 要点：　転身は身法で、東より30度北方向を向いていた身体を、西より北方向30度方向へ、240度転身させる。　斜帯は剣法で、体の前から右腰前に、掌心を下 […]

10、左弓歩刺＜青竜出水＞：　青竜が口から水を吐き出す様子。 要点：　左弓歩は歩型で、左足は東から北より30度方向へ出し、右足は自然に伸ばし弓歩の型になる。　刺は剣法で、平剣で、右手掌心を上にし、右腰より腕を伸ばす。　力 […]

９、虚歩下截＜烏竜擺尾＞：　黒竜が、体を左右に大きく振り動く様子。 要点：　虚歩は歩型で、上げていた左足を一歩左後ろに着地させ、右足を半歩引き寄せ脚先を着ける。脚先は東より30度北方向。　下截は剣法で、剣首は体と一緒に左 […]

８、独立上刺＜宿鳥投林＞：　鳥が林の住処に飛び込んでいく様子。 要点：　独立は身型で、虚歩だった右足踵を東に向け一歩前に出し、右足を軸に左膝を上げる。　上刺は剣法で、手首（掌心上）は腹前から胸前まで伸ばすように、剣先を力 […]

７、退歩回抽＜懐中抱月＞：　剣を月に見立て懐に抱くような姿。 要点：　退歩は歩法で、左足つま先は大きめの歩幅で後ろに下げて踵を着ける。　回抽は剣法で、手首を翻し立剣で上に提げ、続いて胸前まで引き戻すように滑らかに斬る。　 […]

６、独立掄劈＜探海勢＞：　海の深さを探る。 要点：　独立は身型。　左膝を上げ、右足軸足のつま先は東北方向よりを向き独立する。　掄劈は剣法で、右ひじを引き手首を翻し掌心は外を向き剣先は下方。立剣で頭の上に挙げ、続いて振り下 […]

４・５、向右・左平帯＜右左攔掃＞：　攔は遮（さえぎ）る。掃は（はら）う。 要点：　剣法を意味します。　身体の前から剣を陽剣に送り出し、陰剣に変えてから、右腰前に引き切る。あるいは、身体の前から剣を陰剣に送り出し、陽剣に変 […]

３、仆歩横掃＜燕子抄水＞：　燕子は鳥のツバメを言います。ツバメが水に写るほど低くサッと飛ぶ。 要点：　剣法を意味します。剣を平らにし、剣先は西南方向より東まで払うように、仆歩から弓歩の動作の変化に伴ない、膝から胸の高さへ […]

２、独立反刺＜大魁星勢＞：　魁星は神話の中で擬人化された戦いの神であり、片足を上げて立ち上がり剣を大きくかざす。「太極拳と中国語　北見　尹」。　または文運を司る神様ともいわれ、昔、科挙の試験を受ける受験者に信奉されたとい […]

１、併歩点剣＜蜻蛉点水＞：　トンボが尾で水を突く。 要点：　トンボが水に産卵する時、水の波紋が出るほど強く尾を突くようすですから、刺すというより、突く（点く・つく）という剣法を使います。　突く、踵を併歩にする動作を同時に […]