中国語では＜火の棘（とげ）＞。ギリシャ語では＜炎の刺＞の意味。赤い色の実は鳥を呼ぶ。トルコで見たオレンジ色の実も鮮やかだった。

　クコも漢方薬だけれど、ネズミモチも同じような効用で重宝される。　実はネズミの糞に似、枝皮から、＜鳥もち＞を作って鳥を捕獲する。

　砂糖の原料でもある＜砂糖大根＞。別名＜テンサイ＞。　遠くから見て、石ころのような大根を撮れなかったのは残念。

　ローズマリーもハーブの種類だけれど、葉はシソ科と思えない。　花は薄紫で可愛い。葉はステーキなどに添え、肉の臭み消しに使われる。

一本の木にたくさんの花をつけて咲くソラナム。　青紫の花の色は太陽にまぶしく反射していた。

　カッパドキアの奇岩は世界遺産。　円錐形の奇岩は、イスラム教メブラーナの踊りのように見えた。

　カッパドキアの奇岩のそばには、野生のブドウがたくさんあった。　傍らのお土産やさんに、オニキスで作ったブドウが売られていた。　色がキレイ！形も良い！買ってしまった。  

　今日はボージョレーヌーボーの日。ブドウの新酒をいただける。　美味しいワインは美味しいブドウから造られる。　カッパドキアの野生のブドウは美味しかった。　

　トルコの内陸地域にある＜カッパドキア＞。ペルシャ語で＜美しい馬の地＞を意味する。ブドウの産地でもあり、美味しいワインが出来る。　山肌に馬が描かれていた。  

　トルコ高原は果物の宝庫でもある。　サクランボ畑も延々と続く。　サクランボの花が咲く頃、高原はピンク色に染まるという。