2010年2月11日 / 最終更新日時 : 2010年2月11日 youko-hime 夏炉冬扇 寒椿(かんつばき) <ツバキ科>。 中国では雪中の四花として、ウメ、ツバキ、ロウバイ、スイセンと称される。 火のけなき家つんとして冬椿 一茶
2010年2月8日 / 最終更新日時 : 2010年2月8日 youko-hime 夏炉冬扇 寒紅梅(かんこうばい) <バラ科>。 寒風吹きさす中で、紅梅の香りは甘く漂って、春は間近と思える。 細枝に鳥のあやふし寒紅梅 上川井梨葉
2010年2月5日 / 最終更新日時 : 2010年2月5日 youko-hime 夏炉冬扇 蝋梅(ろうばい) <ロウバイ科> ウメという名が入っているが、ウメとは違う種類。 蝋細工のような光沢があり、芳香がある。 冬の季語。 蝋梅や雪うち透かす枝のたけ 芥川龍之介
2010年2月5日 / 最終更新日時 : 2010年2月5日 youko-hime 夏炉冬扇 白梅とメジロ 白梅が春うららの中で咲いている姿より、寒風の中で凛として咲く姿が好き。 「梅に鶯(うぐいす)」ではなく、メジロが可愛い声でさえずっている姿も印象的。
2010年1月15日 / 最終更新日時 : 2010年1月15日 youko-hime 夏炉冬扇 冬の清里 夏の合宿地、<清里(きよさと)>。 ひっそりと静まる林には、葉も花も実もない。 餌を探しに名前も知らない鳥たちがやって来る。
2010年1月8日 / 最終更新日時 : 2010年1月8日 youko-hime 夏炉冬扇 水仙(すいせん) 別名<雪中花>。 ギリシァ神話のナルキッソスの伝説から名づけられる。 身の引き締まる寒風の中にすくっと立つ、気品あるたたずまいの花。 「俳句の花図鑑」 水仙や寒き都のここかしこ <蕪村>
2009年7月8日 / 最終更新日時 : 2009年7月8日 youko-hime 夏炉冬扇 卯の花(ヒメウツギ) 「卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ」 (唱歌、夏は来ぬ)
2009年7月4日 / 最終更新日時 : 2009年7月4日 youko-hime 夏炉冬扇 梅擬(うめもどき) 草楓流の秋のいけばな展示会での花材に、ウメモドキはよく使われる。 天、地、人を、小さな赤い実を付けた枝で表現させる課程は楽しい。 ウメモドキの実の華やかさに比べ、花はひっそりと咲く。
2009年7月1日 / 最終更新日時 : 2009年7月1日 youko-hime 夏炉冬扇 蕨(わらび) ニセコ合宿は楽しかった。昼食後にレストラン横のスキー場へワラビを採りに行った。前日にワラビを見つけていた人のお誘いだった。山菜取りは人には内緒。先に採った人のもの。わずかの時間で採ったワラビを差し上げて、自分は次の日、 […]
2009年6月16日 / 最終更新日時 : 2009年6月16日 youko-hime 夏炉冬扇 都忘れ(みやこわすれ) 鎌倉時代、承久の乱に破れ、佐渡に流刑された順徳院(後鳥羽上皇の第三王子)は、この花を見て心を慰めたことから名前がついたという。 北海道で鈴蘭を見ていた私は、日々の暮らしをすべて忘れていた。