重慶市

成都から新幹線は2時間ほどで重慶に着く。中国では市の呼び方は日本の県の呼び方のよう、県は日本の市の呼び方みたい。だから市の規模は県より大きい。重慶市は中国で一番人口の多い都市で東京の3倍の3,000万人が住んでいる。上海、北京より多い

重慶は中国の昔、三国時代の魏、呉、蜀の蜀である。劉備玄徳と諸葛孔明が国を作る時に選んだ場所が蜀。山あり川ありの険しい場所。この険しい場所にある重慶だから、街は下り坂があれば上り坂があり、階段だらけの街である。

重慶の南側に南山という山があって、重慶の街と長江を見ることが出来るからと昼食後に案内された。出かけるときは雨。さらに山の展望台に行く駐車場からの階段は閉ざされていて、車道の上り坂をドシャ降りの中歩いて行った。展望台からは雨で煙る街と長江(揚子江)が見えた。

展望台にある喫茶室も閉ざされていて、テントの下にある椅子を見つけて座る。雷も頭の上で鳴る。<4時に雨が止むとの予報だから、もう10分くらい待ちましょう>。ピッタリ4時に雨が止んだ。今回の旅行で一番心に残ったという土砂降りの中での南山行き。夜景写真の真ん中に光る南山の展望台。

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