剣が折れ飛ぶ

もうすぐ、百尺竿頭・第12回菊花まつり表演会。各教室の皆さんたちも気合が入り込んできたようです。套路の練習も何回もと、疲れを忘れて頑張っています。

制定拳だけではなく、扇や剣を使う套路を何度も練習している姿は楽しそうです。器物は壊れるためにある、なんて聞いたことがありますが、そうですね。扇は何度も閉じたり開いたりしていると、要の部分や布が剥がれたりと、使いづらくなってきます。

剣もしかり。陳式太極剣は特に発頸が多く、頸が剣に伝わる時は剣身に強い衝撃が加わります。握りの瞬間がちょっと遅れると、剣は手元を離れて飛んでいきます。練習をしている時は絶対に剣から目を話してはいけません。

今まで、剣柄や鍔の締めが弱くなった時は、自分で直すことが出来ました。ところが、数日前に発頸したとき、剣が剣柄を離れ、剣身だけが飛んでいきました。剣柄の中の剣身と繋がっている金具が切られたように折れていました。直しようがなさそうです。ずーっと使っている剣で、慣れていたのにどうしよう。

 

 

 

 

 

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