古代ハス
スイス・フランス旅行から帰国後、秋田へお墓参りに行った。 今年は久しぶりにお寺へも行き、手を合わせた。菩提寺は、秋田市のお寺ばかり立ち並ぶ”寺町”の一角にある。
お寺やお墓にあげる花といえば、蓮(はす)。ちょうどお盆の頃に咲く。 仏教に関わり深く、お釈迦様が座る台を”蓮華坐”と言ったり、蓮の実を食べて心を平静にするなどと言う。
秋田駅からすぐのところに、昔あったお城の名残りをとどめる”お堀り”があって、ちょうど蓮(はす)の花が咲いていた。 ”古代ハス”、或いは”大賀ハス”と言い、大きな花を咲かせる。
大賀さんという大学教授が、2000年前(弥生時代)の一粒の種を見つけ育て、今では日本のあちらこちらで見られるという。
*写真上、古代ハスの花。
*写真中、古代ハスのつぼみ。
*写真下、古代ハスの実。