アンテロープキャニオン
モニュメントバレーも、アンテロープキャニオンも、観光バスでは入れないので、ナバホ族の運転する車で出かけた。 運転だけではなく、彼らの自然を崇める精神でのガイドは嬉しい。
砂岩で出来た低い山の合い間は砂地。砂ぼこりをたてて車は走る。 やがて、どうってことのない岩の前で車は停まる。 <中では、とにかく目に見えない細かい砂が舞っていますから、目、鼻、口の保護と、カメラや眼鏡のレンズにも気をつけてください>と言われた。
この日は天気が良く風も吹いていないが、太陽の光が届かない中は暗い。 所々で上部に穴があって光が入る場所もあるが、全長150メートルの中は薄暗く、狭かった。 昔、ここに水が入って、砂岩を削ってできたという洞穴。
不思議!不思議! 裸眼で見る岩肌は薄茶けているのに、カメラに撮った色はキレイだった。 だいぶ前、テレビで、焼酎の”いいちこ”のコマーシャルに使われたというが、覚えていない。