北京の地下鉄に乗る
国際試合と段位試験の間の二日間は、段位套路の練習をしなければならない。張結先生と屈先生が指導してくれるはずだったが、屈先生は会議で来られなくなった。張結先生の知人に指導のお願いをすることになった 。
その知人の一人は、生徒一人から600元(日本円で一万円ちょっと)の授業料を要求したというので、お断り! <もう一人の知人は授業料は要らないというので、何か日本のお土産をあげてください。そして明日、彼女の練習場へ行きましょう><O,K>。
朝8時、地下鉄に8駅乗って練習場の公園へ行くことにする。初めて地下鉄の体験をする人もいる。月曜日だからラッシュかもしれないねと言って駅に着くと、2列の長ーい行列があって、そこへ並ぶ。改札口かと思ったら,セキュリテイで手荷物検査なのだ。
皆が持っている剣では引っかからなかった。引っかかったのは、公園へ行くために持っていた蚊除けの防虫スプレーで、”火気厳禁”の文字だった。<何でこの字を読めるの?><ここは漢字圏じゃないの>。