今はアスファルトのシルクロード。標高千メートル以上のトルコ高原は大理石の宝庫でもある。　一瞬目にした大理石をバスから写す。

　東西を結びつけるシルクロードで、交易や文化を運んだ隊商人たち。　過酷な中にも休息できた場＜キャラバンサライ（隊商の宿）＞。　外壁だけが傷むことなく残っている。 　

　エーゲ海地方では、メロンやトマトの収穫中、トルコ高原ではカボチャの収穫中。　高原一帯の畑は、黄色がごろごろ。　カボチャの種を食べるためです。  

　紀元前300年前に栄えた温泉都市が、土の中から一部発掘される。　石灰を含んだ温泉棚のある都市ヒエラポリス。　なぜかしら？　ものすごいカルチャーショックを受けた。 　

　人家は見えないのに、延々と続くイチジク畑。トルコの高原は果物の宝庫。　肥料や水はどうしているのかしら？ 　

　トルコでは松の実を採るため植林しているという。8月北京へ行った時も、植林している松の木を見かけた。　日本の松の木とは違い、全体の姿が丸い。遺跡のレリーフもマツカサの様。  

　ヤシの種類はわからないけれど、リンとしている姿は惚れ惚れする。花の房の大きさもみごと！

　トルコは果物の種類が多かった。延々と続く果物畑。バスから降りて手にとってみたかった一つのりんご。　小さいけれどとにかく味が良い。若いトルコのお兄さんが沢山もいでリュックに入れてくれた。

　地中海沿岸でたくさん取れるオリーブの実。スペイン、フランス、イタリア。そして連なるエーゲ海でも。オリーブの種類は豊富で見るだけでも楽しい。収穫にはまだ早かったけど、実は鈴なりなっていた。

　トルコ共和国樹立ご、解散したとはいえ、熱心な教徒達のいるメブラーナ教。年に一回おこなわれる白い帽子と白衣の旋回舞踊は、神と一体化するため。　描かれている珍しいバスに偶然出会った。