ピアノ演奏
ツアーの添乗員さんから、このツアーに参加したきっかけはと聞かれ、<昔からあこがれていたマヨルカ島の観光があったから。そしてショパンとジョルジュサンドの過ごした島という事にも興味があったから><そうですか、満足して頂けたら嬉しいですけれど>。
島に上陸して最初の観光はマヨルカ大聖堂。。大きいなーって印象。次は街や港が見える場所にあるベルベル城、要塞の役割で何にも残っていない。添乗員さんが、<これから行くバルデモッサ村では、5時からショパンの曲のピアノ演奏があるらしいです。皆さん聞きたかったらガイドさんが入場券を購入するそうです><聞きたーい><それなら急いでください>。
<パリでショパンの肺結核の症状が悪化し、恋人のジョルジュサンドが自分の子供もつれて、マヨルカ島で療養しようとしたらしいけれど、マヨルカ島の住民は、肺結核で咳き込むショパンを受け入れなかったらしい。そこで、ジョルジュサンドは山奥にある修道院に手配をし受け入れられた。これから行くのは村にある修道院です。5時からのピアノ演奏に間に合いそうですね>と添乗員さん。行く途中の景色は、昔からのスペインの素朴な風景だった。
小さな舞台に男性が現れ、ピアノの前に座り、いきなりショパンの”雨だれ”を引く。続いて2曲。約15分の演奏会だったけれどサプライズに感激。観光客も増えているらしく、修道院の周りには小さなお店もあって、ゆっくり、もったりと過ごす最高の避暑地だと感じた。