親切な人

船から歩いて10分くらいの所に、2階建てのとても広いスーパーがあった。2階は日用品やマクドナルドなどの店。1階が食料品。我々4人、夫婦1組、新婚さん1組はそれぞれに別れる。我々4人はチーズやオリーブオイルなど購入し、入ってきた方へ行くと警備員に、ここは入口専門で出口は反対方向だと言われた

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出口に向かい外へ出ると、ガイドが”高架道路を渡ってはいけません”と言われた高架道路の前。船の方への道は柵に囲まれて行けない。また警備員のところへ戻って話すと、”ここはダメ!道沿いに1キロ歩くと船だ!”と、つっけんどんな態度。出口に行くと東京の新婚さんカップルもいた。新婦さんが歩いてきた女性に話しかけた。彼女は地元の人でなくドイツ人。違う船に乗務していて、少し時間があるので一緒に船まで行ってあげると、案内役を引き受けてくれた。

この女性は日本が大好きらしく、少し英語を話せる新婦さんがお相手をしてくれる。高架道路を渡らなければ良いんだからと、7人は道沿いの狭い路肩を歩くことにする。新郎さんは我がご老体4人に歩調を合わせ気づかいしてくれる。道路はカーブして船から離れていくようで不安。1キロほど歩いたら路肩の工事で白線が消えて通行出来ない。危ないから戻ろう。後ろを振り向いたら白人の親子4人もついて来ていた。

戻りながら理事長が、道路に黒い線があったように思うと言うので、私は確認に黒い線を探しに戻り見つけた。皆に手で丸を作って合図する。アスファルトに目立たない黒い線の路肩の印。車がブンブン走っているから見えないんだろう。皆は1列になって遠くにある船を見ながら30分ほど歩いた。十字路に出会った。右には船のデッキに続く橋があった。高架道路を渡ってしまったご夫婦は町の中に入ってしまって、大変な時間をかけて船に戻ったそう。この日の万歩計は13,000歩。船のスポーツバーでサッカーの日本戦を見ながら飲んだビールの美味しかったこと!!

 

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