ルーアンは美味しかった。
パリからTGVに乗って北に向かって一時間半以内にルーアンには着くらしい。合気道のコニャルさんは大型のレンタカーを用意してくれて、皆は高速道路でルーアンへ。途中のサービスエリアに寄って三時間以内に着いた。
ルーアンというと、19歳のジャンヌダルクが火あぶりの刑になった場所で有名。のちにフランスを救ったと言うことで聖人となり、大きな協会も建てられている。教会周辺の広場の周りには、古い市場があったり、14世紀に建てられたフランスで最古のホテル兼レストラン。木骨組みの家々、フランスで一番高い尖塔のノートルダム大聖堂、歩いて回れるほどの地区で、歴史散歩が出来る。
フランス最古のホテル兼レストランは今ではレストラン専用。ホテルにチエックインする前にコニャルさんはこのレストランに案内してくれた。歴史を感じる店内、それに負けずフルコースの料理、特に牛フイレ肉やノルマンデイのAOCチーズなどどれもどれも美味しい。夜は隣のレストランの2階を借り切って、合気道の生徒さん達と一緒の食事会。牛の頭、牛のリブ、エスカルゴ、牛フイレ肉。ルーアンの地ビール。
翌日のお昼はコニャル夫人の案内で市場のレストランへ。こちらは採れたての新鮮魚介類を調理してくれる店。エビ、生カキ、つぶ貝、白身魚を辛口の白ワイン・ムスカデと一緒に完食。 市場で真空パックにしてくれた貴重なノルマンデイのAOCカマンベールチーズは、帰国する2日前のホテルの冷蔵庫に忘れてきたけど、ルーアンは美味しかった。