カワイイ居酒屋

授業を終えたら急いで我が家に来て！と娘に言われた。＜出来るだけ早くね！＞　＜授業を終えて着替えて急いで行っても、夜7時にはなってしまうかな？＞　＜6時ころには着かない？＞　＜生徒さんに相談して30分早退の許可をいただけるかな？＞。このことを生徒さん達に告げたら何と！　3時過ぎに　＜先生、もうお帰り下さい！＞と、一斉のお許しを出してくれました。有難いです！　急いで帰宅し、お風呂に入って着替えて出かけ、おかげさまで6時に娘と会うことが出来ました。

＜何故そんなに急いだの？＞＜勤務後にピザやさんに注文してあるのを取りに行って、アツアツのピザを一緒に食べたかったから＞。これが理由で早退なんてお恥ずかしい。　以前、娘の所に行った時、＜私ピザ屋さんのピザを食べたことが無いな＞と言ったら、＜ママはアンチョビ、ガーリック、辛いのが好きだと思う＞と言って、すぐにいろいろと注文して食べさせてくれた。思った以上に美味しくって感激したことが記憶に残っていたみたい。

＜見て！見て！＞と、部屋の模様替えが好きな娘に台所へ連れて行かれた。4人用の椅子と食卓が無くなっていて、低く小さなテーブル、小さな腰掛2個が置かれていた。棚が作られ、和食の食器類と日本酒が置かれている。豆電球がぶら下がり、カワイイのれんも飾ってある。＜居酒屋コーナーを作ったの、どうぞ日本酒で楽しんで＞だって。　きっかけは帰宅して夕食を作っている時、ちょっと休んで料理の出来上がりを待つときの為だって。