日本のコロナ水際対策

リヨン行きを決めた時には思いもよらなかった想定外の出来事は、ロシアによるウクライナ侵攻だった。プーチンの一か月ほどで終わるはずの計画は、今なお続いている。全世界が巻き込まれて、良い事は一つもない。そこへまた、新しいコロナウイルスで全世界の状況は安定しない。

またまた、飛行機の時間変更の連絡が来た。乗るはずの飛行機は欠航で、用意された飛行機と日本に帰国する飛行機が乗り継げなくなった。仕方がないからリヨンを一日早く離れ、ブリュッセルに一泊し、翌日の便で成田に帰ることにした。イベント終了後の、皆で南フランスに行く旅行に私は行けなくなった。

コロナ感染の猛威に日本の厚生省が、日本人も含めた入国者に出した水際対策は厳しい。フランスから帰国する私も対象である。厚生省アプリにスマホで私の詳細を報告する。誓約書、連絡処、接種証明書など。必ずスマホでなければならない。スマホ持ってない人、手続きできない人は、空港に着いたら待ち並ぶほかはない。外国人も入国し始めたから、人は多く時間はかかり、最終電車にも乗れないという。難関は飛行機の搭乗時間72時間前にPCR 検査をして陰性証明書が無ければ、飛行機に乗れず、帰国できなくなる。

飛行機の変更がなければ、飛び立つ前日にリヨンで検査をする予定だったが、一日早くなり、さらにブリュッセルに泊まるから、どこで検査をして証明書を手に入れれば良いか分からなくなった。証明書をスマホに入れて日本に到着する6時間前に厚生省に送れたら、スマホを見せて並ばずにすむというものの。不安は尽きない。

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