アンドリューワイエス
我が家の居間の壁に掛けてある絵は、痩せこけた上半身裸の貧相な女性の顔であり、初めて見る人は一瞬目を見張る。それが楽しくって飾っている訳ではありません。 知人が新しく美術館を作り、買取リ展示した絵の複製(裏にテンペラって記されている)を頂いたので掛けてあるだけ。
テレビでアメリカの画家<アンドリューワイエス>特集を放映していた。主にワイエスの代表作「クリスチーナの世界」についてであり、我が家にある「ビューティマーク」に関しては取り上げてなかった。 ワイエスの言葉(人間の芸術はその人の愛が達する深さと同じところまでしか行けない)
知人が亡くなり、秩父美術館は市に寄贈され、<ビューティマーク>は現在展示されてないという。
ワイエスの繊細な絵にはとても惹かれます。昨年ワイエス展を渋谷の文化村に観に行きました。ワイエスの言葉。「ある人の芸術はその人の愛の深さに比例したところまで行き着くものだ。」ワイエスの訃報に接してまた画集を見開いています。
ワイエスも身体が弱かったのね。クリスチーナの身体不自由を自分のように理解することが出来たのかな?ワイエスの言葉に愛の深さを感じる由縁かしら。