菊を採る東蘺の下

 駅に向かって坂を下りていく。 住宅の垣根や、誰が植えたか知らないけれど道端に小菊が咲いている。 白、ピンク、黄色。

 菊って好きだなー! 陶淵明の詩の中の、「菊を採る東蘺(とうり)の下、悠然として見る南山」、良いなー。 子供の頃、咲いている真っ赤な小菊が可愛くって、花を全部摘み取ってままごと遊びをして、母に怒られたことを想い出す。

 陶淵明は菊を摘んで、花瓶に挿したのかしら? それとも菊茶、菊酒にして飲んだのかしら? あるいは食べちゃったのかな

 そういえば、菊の花のおひたしを食べてないなー。大好きなのに! 菊の葉を天ぷらにして食べたのはいつだったかしら? 山形へ引っ越した知人は、ピンクの菊、”もってのほか”を食べているのかな

菊を採る東蘺の下” に対して1件のコメントがあります。

  1. 滋賀県大津市北比良に「東蘺庵」という建物が有ります。この建物を発注された方が その思いをコメントされている中に「菊を・・・・」があり 「東蘺」と検索してここにたどり着きました
    参考にさせていただきました。ありがとうございます

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