日本国花苑

菜の花ロードを通って行くとホテルが見えてきた。レストランがありそうなので寄ると8階に案内された。3方向がガラス窓で、男鹿半島も見える。 美味しい料理の皿は、菜の花と桜の絵。

満腹後、車は男鹿半島へは行かずに、内陸へ向かう。40分位走ると小高い丘陵地帯のふもとに”日本国花苑”の看板を目にする。<お花があるんじゃない?><何だか山がピンク色ね、まだ桜が残っているのかしら?>

車を停めて入り口に向かうと、八重桜と枝垂桜の満開の木が坂道を覆っている。花の中をくぐるように登っていくと、何と山は全部が桜の木。ソメイヨシノの開花期は終わっているけど、八重桜やしだれざくらの満開の花が、視界をさえぎる。 白、ピンク、濃いピンク、黄色、緑がかった黄色などの八重桜。そして、空から花火が降ってくるような見事なしだれ桜

あまりに素晴らしかったので、翌日、90歳の母を連れてもう一度出かけた。 翌日は少し風があって、花びらが風に舞い、夢の世界のよう。桃源郷っていうけれど、桜源郷っていうかしら? 突然、母がしだれ桜の枝をつかんで、<昔こうやって持ち上げて花の下をくぐって遊んだの>と、子供の頃を思い出した。 嬉しかったー

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