小説『大菩薩峠』

電車JRのドアの窓に張り付けてある広告はうっとおしいことを、車を運転してくれていた生徒さんに話した。<そのような事を新聞に投稿してみたらどうですか?>と、思いがけない答えが返ってきた。

<えっ?投稿?何でも掲載されるわけでないでしょ?><私の夫は2度掲載されました><えっ?二度も?><一般的でないことなどが載るのかもしれませんが><一般的でないことって?何?>。

<夫の祖父、父は小説『大菩薩峠』を完読することが出来なかったけど、三代目にして夫が読み切ったことを投稿したら掲載されました><それは凄い!私も読んでみようかと思ったことがあるけど、本を購入できなかった経験があるの><映画もありますよね、俳優さんはかっこ良いですね>。本も映画も見てない私。

ネットで小説のあらすじを見たら、『大菩薩峠』は完成する前に作者が亡くなって未完成とあった。主人公や登場人物の業を仏教と結び付けて作者は『大乗小説』と言っていたらしい。悲惨な人物たちを救おうとしていたのかな? この長いー小説を読み切るのは凄ーい。これは新聞に掲載されるのは当然ね。

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