朗読
1月末、身内の訃報があった。入院して6か月ばかり、ちと早いと思った。年末にも大事な人を失ったばかり、ちと辛い。この寒さで亡くなった人が多かったのかな? 一週間経ってから告別式がなされた。
喪主の奥様がクリスチャンで、前夜式も告別式も教会で行われた。 以前、親しくしていたクリスチャンの方が亡くなった時は、実業家でもあったので、大きな公会堂で行われた。 その時初めて讃美歌を唄うことになったが、メロディーは知っていたので何とかできた。
結婚式で教会には何度か出かけた。前夜式や告別式で行くのは初めて。真ん中に十字架と遺影、周りを花で埋め尽くしてある。オルガンとピアノと牧師様。うん?この協会は偶像無しのプロテスタント系? 案内状を見るとパプテスト教会とあった。男性が讃美歌を唄う。良い声! 拍手をしたくなる。 一同で讃美歌を唄う。一曲目のメロデイーは知っていた。牧師様も良い声!
2曲目、まるで知らない。どうしよう! 口をパクパク。 その時、昨年暮れの忘年会カラオケで、<歌えない時は朗読すれば良いんです!>と言われたことを思い出した。 そうか!それならいいか! でも、感情を込める朗読で讃美歌は唄えなかったので、3曲目もやっぱり口はパクパクだった。