100ドルの偽札があった
不思議だよね。良い事が続くと必ず悪いことがやってくる。わかっているけどやめられない! 着いた日、翌日とマシンは遊ばせてくれた。3日目、今日が最後だから楽しもうねと言ったとたん、お金をどんどん吸い取られる。お昼には遊び用の予算が底をついてしまった。
どうしようかな? 今度いつ来れるかわからないから、遊んじゃおうかな? 財布の奥底から100ドル紙幣を取り出す。マシンに何度か差し込んでも戻ってくる。不思議?古いお札だからかな?<キャッシャーへ行って取り替えてもらう>と理事長。<うん、ここで待っている>。
しばらくすると、レスラーのような黒服を着た男性2人、女性1人と通訳の女性の4人に囲まれて、理事長が帰って来た。<あの札は偽札なんだって、パスポート見せてって>。通訳の女性が、<この札を手に入れたのはいつ?出どころはどこ?説明してください><この札は5、6年前にこのべラジオで変えたものです><日本語で良いから、ここへ住所、氏名、いきさつを書いてください。お札は没収します><まだここにあるから調べてください>。男性が調べに行って戻って来た。<この2枚もそうです、没収します>。100ドル札3枚没収。新札と取り替えてはくれない。
そういえば、7月北京にドル札を持って行くために銀行へ行った時、<アジア圏では新札しか使えない、アメリカなら古い紙幣が使える>と言われ、古い紙幣は使わなかった。その残しておいた中に偽札が3枚混じっていたのだ。