中国四大美人・西施
無錫の太湖のほとり蠡湖(れいこ)は、呉越の戦争で有名な越王勾践の側近”范蠡(はんれい)”が傾国の美女”西施(せいし)と一時過ごした場所と言われている。
西施って中国四大美人の一人で有名ね。呉越の戦いで越王勾践(こうせん)の側近范蠡が、呉王夫差(ふさ)を滅ぼす一つの作戦として、越の美女西施を送り込んだのよね。范蠡と西施の関係はどうなのか良くわからないけれど、男性を虜にする術を教え込まれた西施は呉王夫差に接し呉王夫差を虜にするのね。
この西施は病弱だったのか?パフォーマンスなのか?胸に手をあて眉をしかめるポーズが常のようで、”顰に倣う(ひそみにならう)という言葉が出来たみたい。呉王夫差は西施がホームシックになっているんだと思い、西施の故郷に似た街を作るのね。それが木涜古鎮(もくとくこちん)。
この木涜古鎮に”西施橋”と言われる橋があった。ツアー参加の中の4人グループのおじ様たちが、この”西施橋”を見ることが今回の観光の最大の目的なんだと話していた。旅行の事前の下調べをしていなかった私には嬉しい贈り物だった。