老酒

寒い、寒い、寒ーい！　なんでこんなに寒いのー？　保温カーペット、エアコン、電気ストーブつけても寒ーい。身体には肉もたっぷりついているのに寒ーい。熱い汁ものを食べて体の中から温めないと震えているー 。

ここんところ料理は全部火を通した熱いものを食べている。熱い料理に冷たいビールを飲むと、歯が浮いて割れてしまうようで恐いから飲まない。日本酒は苦手だけど良いものがあった。今回中国から仕入れてきた老酒。無錫で観光旅行の自由行動時間にお店を見つけて買った。紹興酒とは書いていないけれど材料は同じ。

老酒は醸造から時間が経過したほど美味しくなると言われている。時間が経って古くなったから”老”ではなくて、時間が経つほど香り良く、味わいはまろやかに優れれて経過することも”老”という。老人とは古い人ではなく、味わいある人と尊敬の念がある意味で使われる。中国では先生のことを老師という。

上海で上海ガニを食べてこの美味しい酒を飲んだ時は美味しかった。油っこい料理には中和してくれるようで胃に優しい感じがした。日本で上海ガニは食べれないけれど、油っこい料理を作って老酒を飲む。8年物以上は特に美味しい。作った簡単な料理は、小松菜、焼き豆腐、イカをニンニクショウガで炒め、水、砂糖、醤油、ごま油を少々加えたら美味しかったよ。