203高地

大連市からバスに乗って一時間ほどで、旅順という場所に着く。現在、海を渡ってまっすぐに行くけるを建設中だから、今後はあっと言う間に着くかもしれない。

今回のツアーの現地ガイドさんは、40代の男性でとても勉強をしていて、知識の豊富さには驚かされた。旅順まで行くバスの中では日本語の『坂の上の雲』八巻を読み、この中に出てくる旅順の場所を学生時代にほとんど歩いたと話す。作家の司馬遼太郎さんをすごい人と尊敬していたけれど、このガイドさんも凄かった。

旅順といえば203高地なんだって。当時、世界一強いロシア艦隊と日本海軍が壮烈な戦いをした場所で、結果は日本軍が勝利したけれど、大勢の死傷者を出したという。203㍍の山というより丘陵の感じ。バスは途中までで頂上へは歩く。とても急な坂道で、心臓破りの坂と名づけたかった。

現地ガイドさんのおかげで、この度は歴史の勉強をさせていただいた。日本の若い人も訪問をして欲しいと思った

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