子供たちが夕陽美扇
夕陽美扇をリヨンで教えてからは毎年リヨンへ行き、シルビーさん含めたくさんの人たちと交流を持ち続けていた。その後Drスンの引っ越しなどがあって、シルビーさんはリヨンで一人で頑張って扇を教えていた。シルビーさんの養女から、突然私に連絡があって、それからメールのやり取りが始まった 。
”ヨーコが私にレッスンをしてくれる願いが叶うかどうか?”との問いに、O,Kと私は答え、今回のリヨン行きが決まった。日程は午前中にシルビーさんの個人レッスン。午後はシルビーさんの教室で一緒に稽古、観光が一日、公園でのまつりのフェスタに参加との内容。
午後、コミュニテイセンターにあるシルビーさんの教室へ行くと、何と!子供たちが待っていた。<この子供たちが夕陽美扇を稽古しているの、まだ途中までなんだけれど><えっ?><毎週水曜日は学校がお昼で終わるの、午後は地域の人たちが面倒をみてあげるの、そこで私は扇を教えることにしたら、子供たちは楽しいって言ってくれるの>。シルビーさん凄いなー! 十年ほど前に私も、小学校の自閉症児クラスで一年間扇を教えたことがある。子供に教えるって大変だった。
子供たちは夕陽美扇を三段まで覚えていた。後半は私の動作を真似しながらの稽古。後半は、フェスタでの表演稽古。自分たちで考えた套路を見てほしいとのこと。扇を使って新体操のよう、ダンスのようでビックリ😲、素晴らしかった。お礼にと花束とかご一杯のフルーツを頂いた。