ピアノ演奏に緊張
アッ、お嬢さんがいらっしゃるということは、ピアノ演奏を聞かなければならないということだ。一応覚悟してご自宅に入る、靴を履いたまま。彫刻や画など飾られた芸術家の家の居間を通って、裏庭に案内された。自然の丘陵をそのまま残した庭には、木や花が咲いていて小川まで流れている。今は居ない馬小屋も残っているし、芝のテニスコートまである。凄いなー
。
パラソルの下にイスとテーブルがあって、ケーキとコーヒーを頂く。しゃべれない辛さ、ただニコニコ。<どこに住んでいますか?いつ、リヨンへ来ましたか?コニャル先生とは友人ですか?><トーキョー、6日前、ワタシDrスンのフレンド、Drスンとコニャルセンセイフレンド>。いろいろ聞かれる。何をどのように話せばいいの? 3日前に英語の電子手帳が壊れてしまっているし、、。
ご自宅に着くまで一時間以上もかかっていたし、早く帰りたいし、腕時計を見せて6時までに帰りたいと伝えると、<それでは娘のピアノを聞いてください>と、2階へ案内された。可愛い娘さん、22歳と紹介される。<何の曲を聞きたいですか?>。何の曲って言われても知らないし、曲が長くても辛いし、<時間がありません、ショパンの短い曲をお願いします><O,K>。後ろのソファにご夫妻、前のソファに私が座らされた。演奏が始まった。聞いたことがある、でも曲の終わりは知らない。拍手のタイミングを考えて聞いている、汗タラタラ。
上手かどうか分からないけれど終了し、拍手ができた。ホッ! <私たちも6時半から合気道の稽古、妻は三段、私と娘は二段です。ホテルまで、15分位です。それでは、私の画いた作品を見て下さい>。と、言うことは、ご自宅に着く前に観光ドライブをしてくれたということ、何て親切な人たち、どうもありがとう! さて、これからコニャルさんの言ったフド・ミホを拝見できるということ。