おごれる人も久しからず

謙虚でいたいなーといつも思っているのに、どうしてもそうならない自分を歯がゆく思いながらも反省しています。平家物語でもうたっているではないか「おごれる人も久しからず」と。

人の話ではなく、ニホンザルの話。宮崎県の島に住んでいるサルたちは芋を洗って食べるということを、ずいぶん前に聞いて知っている。環境がそうさせたのか?知らないけれど。この島と本土は干潮になると砂の道が出来るんですって。有名なフランスのモンサンミッシェルに行ったことがある。満潮になると道は消えていたけれど、今は防波堤のように道を作ってあるので消えない。

砂の道が出来れば島と本土の往来は可能。この島のボス猿は仲間に知られないようにそっと島を抜けて本土に行き、エサにありついていたらしい。けれど今年の9月の台風で、大雨がこの砂の道を消した。ちょうどこの時期にボス猿は本土に居て、島に戻れなくなってしまった。ボス猿の居なくなった島では、新しいボス猿が誕生しそうだという。「おごれる猿も久しからず」。

サルの話ではなく、政界でうごめく人の話。数で勝ち取った権力を好きなように使い、民を忘れてしまった人。民に指摘され謙虚なフリをしたのもつかの間、チャンスと見るや解散をして権力の保守と続行を狙ったのに「おごれる人も久しからず」。 気をつけようっと!

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