チビタベッキア

”ちびった便器”と覚えましょうか?というチビタベッキアは、今から400年前に伊達政宗が派遣した使節団が上陸した港町。ここからローマへ赴いたという。私の記憶ではピサの斜塔やフィレンツエが近い場所にあるんではないかと思っていた。

クルーズの目玉の一つ、ローマでの昼食付の一日観光があった。私行きたくない! ローマへは何度も行っているし、クルーズって意外と忙しくてゆっくりな時間をまだ過ごしていない。ぶらりと港町を散策するか、タクシーでピサの斜塔かフィレンツエに行ってワインを飲む方がいい。同行者のIさんとKさんに話したら、彼女達もローマ行きをやめて、チビタベッキアの町を散策しましょうとなった。

港湾は人も車も出入りが厳しい。町へ行くにはシャトルバスを利用しなければならない。詳細はわからないから、ゲートの係員に指をさしながらあそこへ行きたいと言うと、500メートル歩けばすぐに着くと言われ、港湾の柵内を歩くことになった。500メートルどころか倍歩いてやっと柵から抜け出て街に出た。町の中へ入るとテントがたくさんのマルシェが開かれていた。

食いしん坊と好奇心いっぱいの我々。並んで買ったのは、生ハムとソーセージ風豚肉。<どこで食べる?><あそこの木の下にテーブルと椅子があるよ><バルの持ち物みたいだから、バルでビールを買ってくるね>。バルの夫人はおつまみをサービスし、パラソルも用意してくれた。<この後はスーパーでチーズなど買って帰ろうね>。 カメラもスマホも船。記念写真が一枚もないのだ!

 

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