フォアグラの缶詰
外食もしないで朝、昼、夕、毎日の食事作りに少し慣れてきた。さらに授業を終えての帰りにスーパーに寄って買い物をするのにも慣れてきた。疲れて重いものを持って帰宅するのはちと大変だが、この重さにも慣れてきた。塩、醤油を使わずの料理に初めは戸惑っていたが、慣れてくると素材のうま味に感動したりするようになってきた。
肝臓の為の食材探しは大変だが、旅行案内のパンフレットを見て思い出したものがある。フォアグラ。フランスに行くといつも食べている。以前、ピレネー山脈をハイキングして、サフランの咲く道を辿ると湖に出た。その湖の汀にレストランがあった。ビールを飲みたくて入ると、汀のパラソルの下の二人席に案内された。湖と山とそよ風の中でのビールと生ハムとフオアグラの味は、格別に美味しかったなー。
そうだ!フォアグラは肝臓じゃないか!缶詰だけれど家にあるじゃないか!チェコスロバキアに行った時に買った100%のフォアグラ缶詰。ちと高かったけれど買っていたじゃん。
缶詰を開けて、塩気の少ない美味しいとは言えないパンに塗ってイチゴジャムを重ねて食べる。美味しいじゃん!赤ワインにピッタリと合った。