今年の夏は違う夏
コロナ感染が拡大する状況で、日本中の夏のほとんどの行事は取りやめになっている。やっとの思いでこぎつけた甲子園での高校野球も、現在さまざまな規制の中で球児たちは頑張っているけど、まさに小池都知事のいう今年の夏は違う夏。
今年の夏だけではなく、今年の初めから2020年は違う年になった。コロナの影響で中止や自粛がはじまり、楽しみのイベント、旅行もすべてなくなった。日本の大きな大きなイベントのオリンピックまでがなくなった。新聞の漫画に、”いっそのこと2020年はなかったことにして”と、最高のユーモアが載っていた。
自由に行きたい旅行も、なにやら政府のお薦めのGotoトラベルキャンペーンで、ややこしくなっている。よく利用していた旅行会社からパンフレットが届いた。Gotoキャンペーンで、正規の金額より5万円割引になっているという4泊5日ツアー。スイートルームに連泊し、至れり尽くせりで普通料金は一人30万円。15名の限られたお客様の為にだけって。
冗談でしょ! コロナの影響で学校の授業もままならない子供たち。経営存続が難しく倒産し失業してしまった人たち。国民の命を守っている病院でさえ経営困難で職員の所得は削られている。 そんな中でGotoトラベルを応援する国の政策って不思議! 贅沢と思われる旅に5万円も補助をする。 日本政府の政策は国民を救うのではなく国民に格差をつける政策なのかな?