2020TOKYOのレガシー

オリンピックが終了して一週間が過ぎた。不要不急の外出をせず、お家でオリンピックをテレビ観戦してください!という国の要請に真面目に答えて、17日間は毎日毎日テレビを見ていた。終了したらオリンピックロスにならないかと心配したけれど大丈夫だった。

オリンピック出場の選手の皆さんが競技に挑む姿は素晴らしい。自分もスポーツをする立場から見たら、競技大会に参加する為に大変な努力をして参加資格を手に入れる。手に入れたら万全の態勢で競技したい。その競技の場を提供してくれる主催者には心から感謝する。 

一年に1回の競技ではない、オリンピックは四年に1回だ。この期間に体調を崩す、事故にあう、大けがをする等々が起きる。一番いやなことは年を取るという事。これをカバーするには体力をつけること、技術を磨くこと、メンタルを強くすること等々。一年に1回の試合に参加するだけでも相当なストレスを受けるのに、四年に1回の期間は長い。そしてこの機会が中止になると八年間はストレスで過ごすことになる。そんなことアスリートは避けたい。だからこのコロナのパンデミックの中でオリンピックを開催させてくれた日本国には感謝!感謝!感謝、それしかない。

しかし主催者側の日本というと、コロナ感染者はますます増えて医療のひっ迫が目の前、もう起きているかな? 不用不急の外出を控えてと要請され、人に会うことすら制限される。営業を中止されている業界、無職になった流民の多い事。なのに、オリンピックに多額の費用を投じ建設された会場施設、観客が使わなかった観客席。これらは東京オリンピックのレガシーになると宣っている都、政府、組織委員会。 違う!違う!真のレガシーは、初めてコロナという世界中にパニックを起こしている中で開催したTOKYOオリンピック。開催地日本国民はオリンピックのために多くの自己犠牲を払った。ずーっとずーっと歴史に残る。

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