お年寄りはどこ?

この度、一人で海外旅行をしたせいか、今まで気にしたことのなかったことが気になった。相棒がいたり、ツアー旅行に参加して動いていると、周りの情景を気にしないで済んでいたからかな? 相棒がいると頼りがいが違う。ツアーだと添乗員さんが全部導いてくれる。 今回はとにかく一人で、空港、飛行機、レストラン、ホテルの対応をしなければならない。

空港では自分でチエックインし、トランジェットの場所を探し、搭乗口の案内を見ながら動く。情景を出来るだけ把握し移動しなければならない。カウンターでのアナウンスは何を言っているかわからないから、乗客が動いた時に動く。初日は一時間半も離陸が遅れているけど誰も慌てない。しょうがない私も静かにしている。遅延の原因を乗客のスマホに案内されていたみたいだけど、スマホを見てない私は後で知る。キョロキョロしていたんだろうな私。欧州内の飛行機もビジネス席にしたから、途中食事が出る。メニューは分からないけれど、聞き取れる言葉、チキン。言える言葉、オレンジジュース。対応に緊張。

10日間滞在のホテルはゴルフ場リゾートホテル。セキュリテイが厳しい。何度も宿泊しているので建物内部は詳しい私は宿泊者。予約者はコニャルさん。Wi-Fiのセットが出来ない。受付に行くと出来ないという。真っ青! 翌日再度挑戦。受付の若い女性が手続きしてくれてOK。ホっ! 毎朝のモーニングレストラン。初日、部屋番号を言えばわかるのに、持っていたのはルームキー。ルームキーに部屋番号は書かれていない。カードを入れるカバーに部屋番号が書かれている。相棒がいるとこんなことはない! こんなバカをしたから翌朝からはカードを見せなくても案内された。

こんなことをしている私は自覚しないけれど、ピリピリした緊張と体力の消耗を蓄積させていたと思う。高齢の一人旅は大変なんだ。付き添いや相棒がいてくれたら違ったかも。世界中がコロナ感染の影響で人の移動は少ないと思うけど、空港、レストラン、ホテルにお年寄りの姿をホント見かけなかった。外出を控えているのか、大勢人の集まる場所を敬遠しているのか、こんな苦労する旅はしないのか。

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