臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
<臥薪嘗胆(がしんしょうたん)>聞き慣れた言葉ですね。現在「百尺竿頭<太極拳講座>」の<呉越興亡シリーズ>の呉王夫差と越王勾践の苦労を指しています。
今から2500年ほど前、呉王<闔閭(こうりょ)>は越を攻撃しますが敗れ、足の傷がもとで最期を迎えます。息子の夫差は復讐を誓い、越を破るべく朝に夕に薪の上で痛さをこらえ過ごします。これが<臥薪(がしん)>。
越王勾践(こうせん)は呉王夫差の復讐計画を知り、先制攻撃をしますが失敗し、会稽山に追い込まれ、恥を忍んで許しを乞います。この<会稽の恥>と報復を誓い、毎日苦い胆を食べます。これが <嘗胆(しょうたん)>。