カルパントラ
ベロニカさんに<ヨーコを何処かへ連れて行って!>と言われ、イベットさんとドクタースンが私たち3人を車に乗せて、10分もしない町に連れて行った。
<カルパントラ>。 昔の城壁で守られている旧市街は、狭い小道と古い石造りで作られている。どういうわけか、小道という小道の上に、たくさんの絵がひもで吊り下げてあって、ウん?芸術の街?って思った。
お土産も何も買ってないから、マルシェに連れて行ってもらう。 本当にたくさんの食品があって、目を楽しませてくれる。食材を買って料理をしたくなる。 <もうすぐお昼。ベロニカが待っているから帰ろう!>
戻ると、庭のテラスに昼食の準備が出来ていた。<ヨーコ!これを全部食べて!><何ですか?><ヨーコスマイルオムレツ!><ワッー!>。 私の失敗した卵で大きな卵焼きを作り、黒オリーブの目とスイカの鼻、笑った大きな口の卵焼きで顔を作っていた。