バブルの夢
旭山動物園から札幌郊外にある宿泊先へ移動する。 川のような運河のような周りにある家は、色もシックでちょっと欧風のような感じでオシャレ。 ホテルの玄関に向かってバスは行く。 あれ?ここって以前来たことがあるような?
ロビーで部屋の鍵をもらう。同じ階だけど、娘達の部屋とちょっと離れている。 我々の部屋からは中庭のレストランが見える。 娘達の部屋はジュニアスイートで広く、雪をかぶった山や運河が見えて気持ちよい。 夕食はバイキング、食後はプールで泳ごう!
一階の広いレストランへ行くと、<あっ!やっぱりここへは以前来ているね!あの奥まった所にあるフレンチレストランへ>。 <料理長は以前、僕の所で働いていたんだよ>という札幌の友人ご夫妻の招待で来たことがあった。私は奮発して”コルトンシャルルマーニュ”のワインを持ち込んだっけ。
なつかしいなー! あの頃はバブル時代で皆が大きな夢を持っていた。このホテルの周りは、長崎のハウステンポスのようになるはずだった。その後、バブルははじけ、北海道拓殖銀行も破産し、この計画は泡と消えて、残ったのはこのホテルだけ。