『薔薇の名前』

イタリアの作家・ウンベルトエコーさんの訃報を知った。私の大好きな小説『薔薇の名前』の作者。この小説で人間と宗教なるものの見方をわずかだが知った。

ずーっと前、この『薔薇の名前』のDVDを見つけた。大好きな俳優のショーンコネリーが主役なので借りて見た。内容?難しすぎて理解できなかったので、何度も借りて見た。キリスト教なるものに縁が薄いからでしょうね

イタリアの厳しい規律のある修道院で殺人事件が起きる。”むやみに笑ってはいけない”という規律に反する本が、修道院の図書館にある。見つかれば異端扱いになり諮問にかけられる。見つからないためにはどうするか?

絶対的な神に対して、実存する人間は服従あるのみなのか? ウンベルトエコーさんは小説家であり哲学者でもあったんだなーと思う。イタリアでの神中心の中世文化から人間中心のルネッサンスへと転換していく時代の話は面白い。またイタリアに行きたいなー

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