偕楽園の梅まつり
ずーっと前に転勤で水戸に二年間住んだことがある。近くには偕楽園があった。しかし梅の咲く時期に出かけたことは無かったはず。JRの駅に、”偕楽園の梅まつり”のパンフが置いてあった。この時期は偕楽園の臨時駅で特急も停まるらしい。
行ってみたいなーと思っていたら、<朝の早い出発が大丈夫なら車で連れて行ってあげるよ>と、息子が言ってくれた。朝7時半に家を出て、高速の常磐自動車道を利用、途中で朝食も食べながら着いたのは9時半前。すでに駐車場はいっぱいだったけれど、何とか停められた。
偕楽園の梅はちょうど満開で良い香りも漂ってくる。白、ピンク、赤と咲き誇っていて写真を撮ってみる。うん?地味な風景。一つ一つの花を見ると凛とした咲き方で、アップで撮るとなかなかステキ。なのに3,000本以上もある梅の木の花が満開に咲いていても、風景としたらちょと寂しい。3,000本の桜の木が満開だったら圧倒されるはず。
ところが、”梅むすめ”たちに出会ったときはホッとした。やっとまつりの華やかさの雰囲気があったし、野点でござに座ってお茶を楽しんでいる風景は絵になっていた。