段位受験は全員合格
楽しい後には、二日間の緊張する段位受験が待っていた。午前中に講義を受け、テストは午後までに提出しなければならない。午後は段位套路の特訓が待っている。昼食をゆっくり食べる時間はない。
二日間の受験を今年はホテルの会議室で行われた。天気は雨で北京市内のいたる所で被害があったらしいが、外に出ることはなかったので良かった。そのかわり、実技は会議室のドアを閉めて受験者だけしか中に入れない。外の廊下で順番を待つ間の緊張は高まっていくばかり。
我が受験者は、三段套路、4段套路を勉強するにあたって教材のDVDと本だけで勉強した。したがって特訓を受けて動きの違いに戸惑ったりで緊張は増していた。さらに審判長は太極拳界トップの吴彬(ウービン)氏。
受験は厳しく規定に沿っていなければダメで、4か月満たないため不合格で帰国した人もいた。しかし、百尺竿頭のメンバーは、国際試合に参加して良い結果を出していたこと、特訓を熱心に受けていたことなども加点されて、結果は全員合格でした。