三分一湧水
二、三日前の新聞に、皇太子さまが山梨県の”三分一湧水”を見学されたと載っていた。皇太子さまが何故?わざわざ”三分一湧水”を見に山梨まで出かけたんだろう?と思ったら、皇太子さまは水の研究をなさっているんだって。
実は私も行っていたんですね。連休に訪ねた平山郁夫シルクロード美術館を見終わったら、道路に”三分一湧水”の案内看板があって、よく見るととても近い場所らしい。行ってみよう! 車ですぐの場所にあった。
大きなお蕎麦屋さんと道路を挟んだ向かいに静かな林がある。”三分一湧水”の説明看板と小さな堰に勢いよく水が流れていた。奥の方に歩いて行くと、湧水がコンコンと溢れる場所に着いた。昔、水を巡って争いがあり、平等に利用できるように真ん中に三角の石を置いて、水の流れを分けたので”三分一湧水”と言われるんですって。
凄い勢いで湧き出す水はとても澄んでいて冷たかった。飲み水にもなっていて近くの人たちも利用しているみたい。これを考えたのは武田信玄と言われているらしい。三方に流れているはずなんだけど、途中から地中に入って見えなくなる。どうしてだろう?