ズッキーニの花
二年前の夏、リヨンで初めてズッキーニの花の料理を知りました。不思議なことに、帰国後にいつも利用するレストランで同じようなズッキーニの花の料理を食べられて感動したことを覚えています
。
先日、つくばの教室で夏野菜を話題にしている時、<ズッキーニの花の料理を知っていますか?><えっ?ズッキーニの花は食べられるんですか?><ズッキーニの花は高級食材の部類なんですって、運ぶときに花が壊れないように細心の注意が必要なんですって><えっ?家では今ズッキーニの花が沢山咲いていますよ?もし、来週も花が咲いていたら持ってきます>☻。
持って来てくれえました。厚手の箱の下に柔らかいシートを敷いて花を乗せて、花の中にも柔らかい紙を含ませてあって、まさに高級食材のよう。<どうやって食べますか?><簡単なのは油で揚げるだけ、あるいは花の中にハンペンの様なものを入れて揚げる、肉を入れたら火が通るまでに花が崩れると思う、イタリアの田舎ではから揚げが普通のようです>。
翌週、<初めてズッキーニの花を食べました。やはりほんのり高級感漂う味わいでした>。彼女はまた、小ぶりのズッキーニが付いている花と食べごろのズッキーニを持って来てくれました。花を焼き炒めてパスタの上に載せ、ズッキーニとナスとハムをニンニクとオリーブオイルで炒め、塩コショウをして食べました。白ワインがピッタリでしたよ。