ルーブルの怪人

 中国からの留学生Kちゃんが遊びに来た。おしゃべりと食事を楽しみ、その後一緒にテレビの映画番組を見る。フランス映画<ルーブルの怪人>。 ルーブル美術館に保管されている一つのミイラの霊が現れ、浮遊したり、女性に乗り移ったり、殺人事件が起きる。ミイラの霊が画面に大きく出るたびKちゃんは怖がって顔を背ける。一人だったら絶対見ない映画のジャンル、でも今夜は一人でないから怖くない、大丈夫って頑張ってる。

 以前ルーブル美術館に行き、エジプト部門も観覧した。古代エジプト文化の様々な展示品の他にミイラもたくさん陳列されていた。ミイラをこんなにたくさん掘り起こして展示などしなくても良いのに、お墓に眠らせておけば良いのにと強く思ったことを覚えてる。成仏されないミイラの霊が居ても不思議じゃないかもしれない。それが原因ではないと思うけど、オルセー美術館には何度も行ってるけど、そういえばルーブル美術館にその後行ってない。

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