ヴェロニカ・ゲリン
事実に基づいて作られた映画。アイルランドの女性新聞記者が小さな子供達から大人まで麻薬に漬かっている状態に胸を痛め、一人麻薬組織を相手に取材活動をする。 2年間の間、暴行を受けたり、銃撃されながらも、とうとうボスを見つけるが、信号待ちしている時、至近距離から6発も銃弾を受け、1996年、37歳の生涯を閉じた。 死後、議会は憲法を改正し、麻薬組織を大捜査し、大勢の逮捕者、資産没収を行なった。
映画の中では赤ちゃんまでもが注射器をいじっていた。 実物の注射器を私が見たのは、スペイン、マドリードの公園でだった。 散歩をしている時、5,6人がベンチに座っていて何かをしていた。知らずに通りかかった時、注射器を目にした。さらに公園のあちこちに注射器がたくさん落ちていた。 騎馬警官が来て彼らを追い、パトカーが来て彼らを捕まえ、車に押さえつけている場面に出会ってから、心臓が飛び出しそうなほど怖かった。 ヴェロニカ・ゲリンがご主人に<私が死ぬほど怖がっていることを人には言わないで>という場面があった。